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​身近な風景

  • 執筆者の写真tokyosalamander

龍にまつわる神社①

更新日:3月29日

2024年1月7日(日)。佐野市の唐澤山神社の一角には、龍神を祭った「龍神宮」や龍宮城につながると言われる井戸があります。

唐澤山神社には、平安時代の武将である藤原秀郷(ふじわらのひでさと)が祭られています。秀郷には、龍神を助けてオオムカデを退治した伝説がありますが、その龍神を祭る「龍神宮」が建てられています。

「龍王神の縁起」が解説されています。そこには、こんなことが書かれています。

「藤原秀郷公が京に架かる瀬田の大橋を渡る時、橋の中央に息も絶え絶えの大蛇が横たわていました。大蛇は百足(ムカデ)の毒にやられた龍神様の化身でした。大蛇は、ぜひ敵を討ってほしいと秀郷公を龍宮城へと招きました。夜になると、邪悪な目がらんらんと輝く大百足の化け物が向かってきました。秀郷公は、弓矢の名手でしたので、「神よ御照覧あれ」と矢を放ったところ、矢は大百足の眉間より奥深く居貫きました。大百足は崩れ落ち、息絶えました。これ以降、龍神様は、秀郷公の傍らに仕え今日に至り唐澤山に鎮座されています。」

(以上、解説文を抄訳しました。詳しくは→伝説 – 唐澤山神社 (karasawayama.com)

「龍神宮」の隣にある大井戸大炊井戸:おおいのいど)は、龍宮城へとつながっているそうです。なるほど、ストーリーは完璧です。


この「龍神宮」の先に、唐澤山神社への参道が伸びています。

唐澤山神社の本殿です。ここには、藤原秀郷公が祭られています。


天狗岩からの眺めは最高です。関東平野が一望できます。


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