2024年9月4日(水)、渡良瀬川沿いの河川敷の遊歩道では、様々な木々の果実が実ってきています。中には、ヒトが食べられるもののありますが、そう簡単に口にすることはできません。
まずは、オニグルミです。
まわりの皮を除くと、硬い核が現れます。それがクルミです。割って食べると美味しいです。皮を取り除くのが大変そうです。
これは、ハリエンジュ(ニセアカシア)マメ科です。
果実は豆のさや状で、長さ5~10cmです。中に数個の種子が入ってますが、食べられません。
次は、プラタナス(アメリカスズカケノキ)です。旧足利西高校の敷地内に生えています。上空の層状雲が秋を感じさせます。
この果実は、集合果と呼ばれており、小さな果実が球状に固まっています。1個ずつぶら下がっているのが、アメリカスズカケノキの特徴です。これも食べられません。
これは、トチノキです。
だいぶ熟しています。やがて皮が3つに裂けてきます。中には、種子が1,2個入っています。この種子は、そのままでは食べられませんが、念入りにアク抜きをすれば、食べることができます。
最後は学内の藤棚のフジ(ノダフジ)、マメ科です。
マメの鞘はまだ緑色をしていて、インゲンマメのような感じですが、実際はカチカチに硬いです。とても食べられるものではありません。これが熟すると、皮は茶色っぽくなり、ばねのように裂けて、中の種子を弾き飛ばします。それはまだまだ先のようです。
ナミアゲハが飛び交っていました。河川敷も、夏の風景から実りの秋の風景へと変わってきています。日差しもだいぶ柔らかくなってきました。上空の雲の種類も変わりました。やはり、秋の風景には、積乱雲よりも、ひつじ雲やいわし雲といった層状雲が似合ってます。
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