桜のある風景2025① 烏ケ森公園
- tokyosalamander
- 3月21日
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更新日:4月20日
2025年3月20日(春分の日)、那須塩原市にある「烏ヶ森公園」の河津桜(カワズザクラ)が咲き始めていました。

烏ケ森公園は、東北本線西那須野駅より北西約2kmの距離にあり、烏森神社を取り巻く烏ケ森の丘とその麓に広がる公園です。明治末頃から桜の名所となり多くの花見客が訪れていますが、河津桜が植栽されている一角があります。

烏森神社の前身である烏ケ森稲荷神社は、平安時代の延喜2年(902年)に創建され、那須野が原の鎮護の神として信仰されてきました。明治27年(1894年)に烏森神社となり、以来、那須野が原の「開拓のおやしろ」として崇拝されています。一対の狛狐が鎮座しています。


河津桜は、新たに整地された公園の一角に、桜並木をつくっています。河津桜は、昭和30年頃に静岡県河津町で発見された早咲き品種で、そこから全国各地に広がっています。
いつ頃かはわかりませんが、烏ケ森公園でも、公園を整備した際に、早咲きの河津桜が植栽されたと考えられます。ソメイヨシノなどの桜と組み合わせることで、より長い期間、桜の花を楽しむことができる、と考えたのかもしれません。
遠景には、那須連山の姿がきれいに見えています。

まだ、ほとんどが蕾の状態ですが、開花している木もありました。


この場所は、満開になると、お花見の客でにぎわうことと思います。
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