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​身近な風景

桜のある風景⑤ 西洋実桜

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 3月24日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月20日

2025年3月24日(月)、早咲きの「西洋実桜(セイヨウミザクラ)」は、すでに満開を迎えていました。食用のサクランボが生る品種です。

雄蕊が長いのが特徴です。

栃木市岩舟町小野寺にある西洋実桜(セイヨウミザクラ)の大木です。植えられてから30年以上経っています。この写真は、2025年3月20日(春分の日)撮影、ほぼ満開です。

こちらは、本日3月24日(月)撮影です。すでに花が散り始めたところが、茶色っぽくなっていました。


この花は毎年3月上旬から咲き始めるので、梅の花とばかり思っていました。ところが、2023年の5月6日、衝撃的な風景を目にしました。

サクランボが鈴なりでした。食べてみると、確かに甘いサクランボでした。

この時初めて、この木は梅ではなく、サクランボが生る西洋実桜(セイヨウミザクラ)だとわかりました。


この土地の持ち主に聞いてみると、子どもが生まれた時に、子どもたちがサクランボを食べられるように、この木を植えたそうです。最初は小さな木だったのが、30年以上経つうちに、幹の直径が1m近くにもなる大木に成長していました。


お子さんがやがてお母さんになり、今は、お孫さんたちがサクランボを楽しみにしているそうです。(↑写真:お母さんとお子さん達が、サクランボ狩りを楽しんでいます)


そのお子さんは現在、保育士をされていますが、この4月から、実家の隣の空き家を活用し、この地で「里山保育」を開始するそうです。子どもたちに、自然と触れ合う体験をさせたいそうです。子どもの頃から親しんできたサクランボを、これからは大勢の子どもたちと楽しむことができそうです。この桜の木も、子どもたちに喜んでもらえたら、きっと嬉しく思うことでしょう。今年も2年前の様に、サクランボがたわわに実ることを期待しています。

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