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​身近な風景

桜のある風景⑫ 満願寺の枝垂れ桜

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 3月31日
  • 読了時間: 2分

2025年3月31日(月)、幼児観光特派員の最後の任務として、佐野市赤見町にある「満願寺」を訪れました。枝垂れ桜が満開でした。

(左から)むぎさん、りつさん、ゆたさん、あーちゃん


満願寺の枝垂れ桜は、樹齢300年と言われており、かなり樹勢が衰えています。樹冠付近は切除されていて、痛々しい姿を見せています。佐野市観光協会のHPでは、元気だったころの写真を見ることができます。【見頃】花木情報 桜(満願寺) - 佐野市観光協会

自らの役目を終えようとしつつも、力の限り、綺麗な花を咲かせる老木には、散り際の美しさに匹敵する生命の最期の輝きを感じさせてくれました。


ところで、満願寺を出たところにある駐車場前には、別の枝垂れ桜があります。「滝桜」と呼ばれています。

「滝桜」には若さと樹勢があり、切れのある枝ぶりを誇示するかのようです。

幼児たちは、花びらの傘の下から見上げる独特な景観を楽しんでいます。幼児用スナックも普段よりおいしく感じられるのかもしれません。


ここは今、人気の桜スポットとして、多くの人たちから親しまれています。


この空き地には、枝垂れ桜だけでなく、それぞれに特徴のある早咲の桜が3本、ともに満開を迎えていました。このような桜の植栽をした先人のセンスの良さに脱帽です。

枝垂れ桜に手を合わせるりつさん、自然への感謝の気持ちを伝えているのでしょうか。あるいは、幼児観光特派員最後の任務の成功を祈っているのでしょうか。その真相は、今となってはわかりません。

幼児たちの心を抱くかのような包容力のある枝垂れ桜を満喫し、最後の調査は終了しました。

幼児たちの記憶の奥底に、この枝垂れ桜を見上げる風景が残っていてくれれば嬉しいです。


 
 
 

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