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​身近な風景

  • 執筆者の写真tokyosalamander

リツ特派員・長崎編

2024年8月27日(火)、今日は午前中に長崎市内の観光地を調査し、午後、佐野に帰りました。リツ特派員によって、3日間にわたって行われた福岡・長崎での「幼児も楽しめる観光スポット」調査は終了です。

今日も、朝7時の朝食です。やはり定番の「のり巻きご飯」だと食が進むようです。


「長崎といえば出島」ですよね。そこで、朝8時から開館する「出島和蘭商館跡」を訪ねました。寛永13年(1636)に築造された出島は、安政6年(1859)、オランダ商館が閉鎖される218年間に渡り、わが国で唯一西欧に開かれた窓として日本の近代化に大きな役割を果たしてきました。

長崎市の原付・オートバイのナンバープレートは、なんと「出島」の形をしています。長崎市の人々の出島に対する思い入れが伝わってきます。

「幕府は、キリスト教の布教を阻止するために当時市内に雑居していたポルトガル人を収容する島をつくりました。これが出島です。出島は、1636年に「出島町人」と呼ばれる25人の町人の共同出資によって完成した人工の島で、この25人の町人たちはいずれも長崎を代表する豪商でした。


出島は、海を埋め立てて築いた島ということから「築島(つきしま)」、その形状が扇型をしていたことから「扇島」とも呼ばれていましたが、海の中に島をつくるという発想、工事の設計・監督にあたった人物、その土木技術の詳細については、現在でも謎に包まれています。」(出島総合案内所HPより、出島の歴史|【公式】出島〜dejima〜 (nagasakidejima.jp)


当時の出島のように、島へと続く「出島表門橋」を渡って入って行きます。

敷地内には、出島の1/15の模型が展示されています。当時の出島の姿をリアルにイメージすることができます。

リツ特派員は、出島の模型を観察するため、走ってきました。

建物の小ささに興味を持ったようです。しかし、出島の歴史的な意義に想いをめぐらしていたかどうかは、わかりません。


再建された建物内では、様々な資料が展示されていました。

また、楽しく見学できるよう、いろいろな工夫が見られました。

坂本龍馬の絵の前に立つと、リツ特派員の姿が画面上に合成されました。

時勢に應じて自分を変革しろ」という坂本龍馬の名言が記されています。状況に応じて変化できる柔軟性の大切さを説いた言葉です。これは、時空を超えて、坂本龍馬からリツ特派員に贈られた言葉かもしれません。その意味が分かるまで、あと何年かかるでしょうか?

出島和蘭商館跡は、幼児から大人まで、楽しめる施設です。

リツ特派員の表情からは、「長崎に行かれた際には、ぜひ足を運んでみてください。」という気持ちが読み取れました。


続いて、長崎と言えば「グラバー園」という定番の観光スポットを訪問しました。

長崎は坂の町」と言われていますが、全くその通りでした。それも急な坂が多く、移動はかなり大変です。もし、雪国だったら冬場は歩けないと思います。でも、それを含めても、長崎はいい町だと感じました。リツ特派員は、最初から体力を温存するため、「おんぶ作戦」でいくことにしたようです。

グラバー園に入ると、長いエスカレーターが伸びていました。エスカレーターでまず一番高い所まで行き、下りながら見学する、というとても合理的な見学ルートが整備されていました。さすがは、世界遺産に登録されているだけのことはあるなと思いました。リツ特派員もご満悦です。

グラバー園内の建物や庭園は、とてもよく整備されていました。

長崎港には、大型客船や自衛隊の艦船が多数停泊していました。ここからは、長崎港全体が一望できる絶好のロケーションです。当時、グラバー氏を始め、多くの外国人が邸宅を構えた理由がわかる気がしました。

園内の池には、カメの石像もおかれていました。

これはウミガメではないかと思います。

リツ特派員はすでに熟睡モードに入っていました。どうやら、グラバー園は「幼児も楽しめる観光スポット」としては厳しいかもしれません。やはり、中高生の修学旅行くらいがいいのかもしれませんね。リツ特派員は、そのことを身をもって示してくれました。


グラバー園を出ると、近くに「大浦天主堂」がありました。ここも代表的な観光スポットです。

美しい建物で、多くの観光客が写真を撮っていましたが、中に入る人は少なめでした。拝観券が1000円(大人)というのがネックになっているようです。

私だけ拝観しましたが、建物内では写真撮影は禁止でしたので、ここまでの紹介となります。しかし、併設されている「キリシタン博物館」は展示資料が充実しており、維持費用も考えると妥当な金額なのかもしれません。


そして、お待ちかねのランチタイムです。長崎といえば、やはり「長崎ちゃんぽん」でしょう。日本航空のキャビンアテンダントさんから、よく行かれるお店を教えてもらいました。「四海楼」です。このお店は「ちゃんぽん発祥の店」で相当な人気店なので、早くいかないと食べられない、という重要な情報も仕入れました。そこで、開店11:30の15分前に店に行ってみました。

なんと、その段階ですでに5組が並んでいました。しかし、席は余裕でとることができました。


これが、注文した「ちゃんぽん」です。

リツ特派員も長い眠りから覚め、「ちゃんぽん」にかぶりつきました。

太麺の滑らかな舌触りが絶妙です。スープも柔らかく滋味深い味です。リツ特派員も麺の食感を恍惚とした表情で楽しんでいます。ちゃんと美味しいものはわかるんですね。

杏仁豆腐も絶品で、リツ特派員はほぼ一皿平らげてしまいました。お店の方の配慮で、幼児には赤いクコの実は刺激があるので、載せていないものを用意してくれました。まさに「幼児も楽しめるちゃんぽん発祥の店」であることを確信しました。

この店は5階にあり、長崎港を一望できる展望の良さも自慢です。

12時15分、食事が終わった頃には、すでに満員で予約も終了していました。つまり、開店後1時間もたつと、注文すらできないほどの人気店でした。キャビンアテンダントさんから聞いていなかったら、こんな体験はできなかったと思います。


最後は、「長崎の平和公園」に立ち寄りました。

これで、長崎の代表的な観光スポットや平和像などを見ることができ、思い残すことなく、帰途に就きました。


長崎空港の搭乗ロビーでも、リツ特派員は体力を温存しています。

しかし、帰りの機内では体力が完全に回復し、90分のフライト中、絶好調を維持していました。1歳5か月のリツ特派員、3日間、よく頑張ってくれました。お疲れさまでした。


今後、幼児と福岡や長崎方面を旅する方にとって、参考になる情報があったら嬉しいです。

台風10号の影響で、飛行機が欠航するのではないかと心配していましたが、台風の進みが遅く、迷走していたことから、正常に運行されました。窓から見える雲には、まだ台風の影響は感じられませんでした。

こうして、3日間のリツ特派員の「福岡・長崎」調査は無事終了しました。リツさんとの旅にお付き合いくださった皆様にも感謝いたします。






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