2024年4月17日(水)午後、馬頭高校を訪問しました。現在、栃木県内のすべての県立高校を訪問しています。昨年度のベストセラー「ナカスイ」(村崎なぎこ著)の舞台は、ここ馬頭高校の水産科です。また、昨年末には「ナカスイ」の続編が発行されました。
「ナカスイ」の続編のチラシをもつ小島浩二(おじま こうじ)校長先生。ナカスイの影響で、この春は水産科の定員(25名)を満たしたそうです。また、新聞やテレビなどのメディアでも頻繁に取り上げられており、とても活気がある学校です。
右側が2023年3月に発行された「ナカスイ 海なし県の水産高校」
左側が2023年12月に発行された「ナカスイ 海なし県の海洋実習」(続編)です。
「ナカスイ 海なし県の水産高校」は読んで感動しましたが、続編が出ていることは全く知りませんでした。今年になって本屋で「ナカスイ」が平積みで売られているのを見かけましたが、てっきり、「ナカスイ」がまだベストセラーを続けているのかと思っていました。
それにしても、続編だというアピールがなさすぎだと思いませんか。私のように、本屋で太い文字「ナカスイ」までしか読まない人もいると思います。確かに表紙の絵は違いますが、似たテイストなので、パット見て「続編だ!」とわかる人は少ないと思います。(注:個人差はあります)せめて、「ナカスイ2」くらいのネーミングにしてほしかったです。
↑校長室に貼ってあったチラシ(ちなみに、続編のチラシをいただきました! 自宅の部屋に貼りました。)
「ナカスイ」は、高校1年生の新入生「さくら」たちが「ご当地おいしい!甲子園!」を目指す感動の物語でした。一方、続編の「ナカスイ」は、高校2年生になった「さくら」たちが、海あり県のライバル校(茨城県立海洋高校がモデル)と海洋実習で大勝負、さらに恋の行方が描かれているそうです。
馬頭高校の小島校長先生は、今度は「さくら」たちが高校3年生になった時のエピソードを第3弾として書いてほしい、という願望を語ってくれました。
確かに、そうなれば、この物語は完結する、と思いました。そうであれば、やはり「ナカスイ2」「ナカスイ3」といったネーミングで、もっとPRして欲しかったです。「ナカスイ」シリーズがベストセラーになり、多くの生徒が「馬頭高校水産科」を目指してくれることを願っています。
まあ、それはそれとして、さっそく「ナカスイ 海なし県の海洋実習」をネットで注文しました。
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