5月6日(土)、トウキョウサンショウウオの調査地の近くで、子ども連れの家族が、大きな木の周りに集まっていました。一体、何をしているのでしょう。
よく見ると、赤い実がぎっしりとなっています。
聞いてみると、この家族が植えた「さくらんぼ」の木が、ここまで大きくなったそうです。子ども達は、夢中になって「さくらんぼ」を口にしていました。
話をしているうちに、女の子のお母さんは、私が小山西高校にいた時の生徒であることがわかりました。自分の授業も受けていた(でも、寝てたかもしれない)、という話でした。
なんという偶然でしょう。
今まで気になっていた木が「セイヨウミザクラ」(さくらんぼの木)であったことに、まずびっくりし、さらに、そこに集っていた一人が、かつての生徒だったことに、さらにびっくりしました。
今日は、この「気になる木」がとても輝いて見えました。この木にとっても、とりわけ幸せな一日だったのではないかと思います。
Comments