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​身近な風景

  • 執筆者の写真tokyosalamander

『Beautiful Words』vol.7

更新日:3月30日

9月9日(土)、佐野高校で開催された「令和5年度SG教養講座①」で講演された日本両生類研究所長の篠崎尚史先生から発せられた『Beautiful Words』を紹介します。

篠崎先生には、創立120周年記念式典を始め、昨年度の教養講座など、何度も佐野高校にご講演に来てくださっています。


今回、篠崎先生の名刺(裏面)の肩書を拝見すると、


・国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 理事長特任補佐

・国立大学法人 長崎大学客員教授

・東京理科大学 薬学部 医療薬学教育研究支援センター アドバイザー

・視覚健康財団 アイバンク担当理事

・栃木県生物多様性アドバイザー

・全日本スキー連盟 教育本部国際委員

・公共財団法人 福井県アイバンク 理事・運営委員長

・山脇有尾類研究所 理事長


これまでの、そしてこれからの日本を支えているお一人であることは間違いありません。実際には、この数倍はあると思います。毎年、その肩書は増えているそうですが、おそらく一番新しいのは、「山脇有尾類研究所 理事長」ではないかと思います。


東京の赤坂にある私立の名門女子中高一貫校「山脇学園」の敷地内に、この夏、有尾類(イモリやサンショウウオ)専門の研究施設「山脇有尾類研究所」ができました。


所長は、かつてノートルダム清心学園清心女子高等学校教諭として、一緒に「高校生カメサミット」を運営したこともある秋山繁治先生、そして、理事長には、われらが篠崎尚史先生がご就任されました。


今月19日には、開所式が開催される予定で、私もご招待いただきました。赤坂という都心の一等地に、中高生が有尾類の研究をする施設やビオトープを作ってしまい、それを我が国の両生類研究の第一人者たちが指導するという発想に度肝を抜かれました。ビオトープでは、トウキョウサンショウウオを飼育されるそうです。


篠崎先生のご人徳やご人脈によって、このプロジェクトが大きく動いたと伺っています。

もちろん、肩書だけでなく、実際に高校生たちと研究する構想も話してくださいました。

佐野高校の科学部とも一緒にやりたいです、とも仰っていました。

まさに限界しらずのバイタリティです。


そんな篠崎先生が、今回の講話の最後に述べられた言葉を「Beautiful Words」として紹介します。


自分の限界をつくれるのは、自分しかない


あきらめなければ、負けない。とてつもなくシンプルな言葉です。高校生だけでなく、すべての人類に向けて発せられています。それを身をもって示し続けているのが、篠崎先生の素晴らしさであり、計り知れない魅力だと思います。


また、お目にかかれることを、皆さんと共に楽しみにしています。


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