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​身近な風景

  • 執筆者の写真tokyosalamander

『Beautiful Words』No.14

更新日:3月30日

2024年2月18日(日)、田沼中央公民館大ホールで「まちかどコンサート」が開催されました。今回の『Beautiful Words』は、テノール歌手として迫力のある美声を聞かせてくれた野城充生(のしろ みつお)さんが、座右の銘としている言葉を紹介します。

(ピアノは、とちぎ未来大使としても活躍中の国際的ピアニスト 岩下淳子さんです)


野城充生さんは、現在、ボーカリストと英語教師の二刀流で活躍中です。


野城さんは、2016年から2019年までの4年間、母校である佐野高校で英語教師として教壇に立たれた他、SGH推進部長、主幹教諭を歴任され、定年退職されました。その後も、県内で英語教師(作新学院高校トップ英進部英語科スーパーバイザー)として第一線でご活躍されています。本ブログの読者の中にも、野城さん(先生)をご存じの方がいらっしゃるのではないかと思います。


野城先生は、栃木県に英語ディベート活動を立ち上げ、全国に名を轟かせた創始者です。佐野高校赴任1年目(2016年)に結成したSGHクラブ「ディベート班」が、その年の高文連主催春季ディベート大会のビギナー部門で団体優勝、個人賞上位独占という快挙を成し遂げ、衝撃のデビューを果たしたことは忘れられません。その後の怒涛の快進撃は、もちろん言うまでもありません。

(2016年のSGH通信で、ディベートを取り上げた紙面です。当時、私が制作。)



輝かしい実績を残して、定年退職された野城先生が、再び私の目の前に姿を現したのは、退職2年目の2021年11月28日(日)、小山市で行われた「NHKのど自慢」の放送でした。

長渕剛の乾杯を熱唱し、見事、合格の鐘を鳴らしました。(テレビ画面を撮影)


この「NHKのど自慢」での熱唱が、次へとつながっていきました。のど自慢をテレビで見ていたピアニストの岩下淳子さんから、栃木県庁での「マロニエ県庁コンサート」で一緒にやらないか、というオファーがあったそうです。

2022年8月3日(水)12:10~12:50 「あしぎんマロニエ県庁コンサート」

ところ:栃木県庁舎 本館1階・県民ロビー

出演者:歌とピアノのコンサート♪野城充生(テノール)&岩下淳子(ピアノ)



この「マロニエ県庁コンサート」は、そのコンサートを聞きに来ていた今回の「まちかどコンサート」の主催者から、ぜひ佐野でもやってほしい、というオファーにつながりました。

「まちかどコンサート」


現在、野城先生は、月に3回程度、東京でプロのテノール歌手から専門的なレッスンを受けています。きっかけは、小山オペラアンサンブルの2022年9月公演でオペレッタ「こうもり」という演目で「アルフレード」という大きな役をやることになり、これは我流では限界がある、と思ったことだそうです。


そこで、以前から気になっていたテノール歌手に連絡を取ることにしました。周囲からは「われわれとはレベルが違いすぎてとても教えてもらえるわけないだろう!」と呆れられましたが、迷わず、お願いしたそうです。

結果は、あっさり「わかりました。やりましょう」でした。


ここから、テノール歌手としての可能性が広がってきました。昨年度は、


・「第26回長江杯国際音楽コンクール:声楽一般C」(8月19日、51歳以上、プロアマ男女混合)で全国第3位に入賞。

・「第3回国際声楽コンクール東京:愛好家B」(11月4日、60歳以上)で全国第3位に入賞。(2023) 第3回国際声楽コンクール東京 - YouTube (上から3つ目の動画に野城先生が写っています)

・「オペラコンサート」(12月3日)に出演。


まさに、怒涛の快進撃ですね。


様々なことに、果敢にチャレンジしている野城先生が心にとめている言葉をBeautiful Words として紹介します。


「やってみてなんぼ。迷ったらワクワクする方を選べ。」

「やってみないことにはわからないし、新しいことに挑戦することはワクワクしますよね。冒険の旅です。結局はやるかやらないかしかないのかもしれません。」(野城先生談)



今週末(2月24・25日)は、英語のディベート大会の会議、そして、東京でのレッスン(次の大会に向けてのピアノ合わせ)だそうです。まさに、英語教師とボーカリストの二刀流で大活躍中です。ワクワクする毎日を送っていることが伝わってきました。


またお会いする機会を楽しみにしています。




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