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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

「人面雲」と「かなとこ雲」

2024年9月1日(月)夕方18時頃、常連の草野さんのお店でコーヒーを飲んだ帰り道、雲の右端が口を開けている大人と子供の横顔に見えたので、車を停めて写真を撮りました。「人面雲」と名付けました。

数十分後、草野さんからも雲の写真が送られてきました。「かなとこ雲」という言葉が添えられていました。雲の全体の形から、私が見ていた雲と同じ雲ではないかと思いました。雲は刻々と姿を変えていきます。

高く成長した積乱雲のうち、頂上部分が広がって平らになっている雲は「かなとこ雲」と呼ばれています。ちなみに、「かなとこ」は、金属加工などで用いる金床の形に似ているところに由来しています。


「かなとこ雲」の中では、しきりに雷が明滅していました。頂上が平らでも、やはり発達した積乱雲なんですね。


ちなみに、今日飲んだコーヒーは、コロンビアをベースにしたブレンドをかなり深煎りしたものだそうです。苦みの中にも甘さを感じました。夏の終わりにふさわしく、癒された気がしました。

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